2017年10月24日火曜日

情報が感度を鈍らす・・・

情報が感度を鈍らす




人を理解する時に、
何度も会う、何度もコミュニケーションをとる事で
ようやく相手の一部を理解できますね。

ボディーワークを学ぶのも、同じじゃないかな?
と、思ってます。

ピラティススタジオ進化は、
一般のお客様、指導者又は
指導者を目指す方がいらっしゃいます。


ボディーワークを行う、又は学ぶ上で…
一般のお客様と、指導者を目指す方との違いは?

何だと思いますか?

モチベーション?

感度?


私は情報だと思ってます。


お客様はピラティスのマニュアル、
教科書を持っていません。

指導者又は指導者を目指す人は
マニュアルを持っています。

このマニュアルが曲者です。
マニュアルを持っている事で、
ピラティスを理解している。


またはエクササイズが動ける、
又はエクササイズを指導できる様に勘違いしてしまう。


もちろんメモをしたり、
思い出したい時ペラペラページを
めくって再確認する事が出来ます。


しかしですよ?

動きのポイントを、ページめくって眼が文字を確認して、
『そうそう』と思ったところで
本当に身体が理解したのでしょうか?

例えば初めて自転車に乗る。
自転車乗り方マニュアルがあります。


真っ直ぐ走る方法が書いてあったとしましょう。

そのマニュアルを見てすぐ様に、
真っ直ぐ走る事が出来ますか?

それをヒントにする事はできても、
実際は何度も何度も繰り返し練習して
初めて実現可能ですね。


マニュアルは、あくまで60%から70%の
指標であって残りを埋めるのはリアル。


実体験だと私は思ってます。

動きのヒントを得たとしても、
何度も繰り返し自分に落とし込む
作業が必要です。

世の中便利になったので、
情報が山のようにあります。
繰り返し落とし込む作業が無しに、
変われると勘違いをしている。

そんな風に思うことが多々あります。
スピードが勝負の時代に、
逆行する様な事を言っていますが
反復でしか身につかない。

少なくとも私はそう思います。

そこでご提案…

マニュアルを捨てて、
自分そのものが、マニュアルになろう。


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